GMOインターネットグループのGMOペパボの連結会社であるGMOクリエイターズネットワークは4月24日、同社が提供しているフリーランスに特化した金融支援サービス「FREENANCE byGMO」に登録しているユーザー633名を対象に実施した「AIに関するアンケート」の結果を発表した。
同アンケートで、AIの進歩が自身の仕事へどのような影響をおよぼすと思うかを質問したところ、「良い影響をおよぼすと思う」という回答が56.1%と半数を超えた。「良くない影響をおよぼす」と感じている人は12.5%だった。
また、「良い影響をおよぼすと思う」と回答した人に、具体的にどんな影響を期待するのかを聞いたところ、「仕事をする時間が減る(業務効率化ができる)」がトップで73%。次いで「新しいジャンルの仕事にチャレンジできる」「自分にはないアイディアを得ることができる」と続いた。
一方で、AIが「良くない影響をおよぼす」と感じている人からは、具体的には「AIに仕事を奪われて、仕事の量や収入がダウンする」(65.8%)、「情報漏えいなどのリスク管理が必要になる」(27.8%)といった意見を寄せていた。
また、実際のAIの活用状況については、これまでにAIを活用「している・したことがある」という回答は25.6%で約4人に1人という結果となった。実際に活用している人の具体的な例としては「メルマガやバナーの文章作成(Webデザイナー)」「プログラミングのサポート(ITエンジニア)」「デザイン業務の際のブレインストーミングに活用(コンサルタント)」などがあがった。