ソフトクリエイトは4月24日、Microsoft 365のデータ保護に特化したクラウド型バックアップサービス「SCCloud SaaS Backup」をリリースしたことを発表した。
「SCCloud SaaS Backup」は、ランサムウェアや人為的なミス、災害などに備えてMicrosoft 365のデータを保護し、法規制や監査への対応を可能にするとともに、必要なデータのみを簡単に復元することを実現する。
同サービスの特徴としては、「SharePoint Online」、「Exchange Online」、「OneDrive for Business」、「Microsoft Teams」など大事なデータを包括的にバックアップすること、バックアップ対象を顧客が選択できるので、ストレージコストを最適化可能であることが挙げられている。
加えて、同サービスでは顧客のニーズに合わせた頻度・タイミングで、自動的にバックアップを実行できるほか、管理画面でジョブや進行状況を確認すること、世代指定・フォルダなど細かい単位でリストアすること、導入および保守サポートも同サービスで包含することが可能。
同社は、以下のような課題を持つ情シス部門やIT部門への導入を推奨しているという。提供価格は、1ユーザーにつき月額300円。
- 業務継続にあたって重要なデータをMicrosoft 365に保管している
- 退職者のデータの保管・管理ができていない
- 誤操作によるデータロスのリスクを回避したい
- できるだけ手間とコストをかけずにバックアップを取得したい