AKKODiSコンサルティングは4月24日、バブル崩壊から続く長期経済停滞が「失われた30年」と呼ばれ、累積するさまざまな課題を抱え「課題先進国」ともいわれる日本を「課題解決先進国」へ変革することを目指す「イノベーション立国日本プログラム」を立ち上げることを発表した。同プログラムの立ち上げに際し、同じビジョンに向けて活動するパートナーの募集を開始する。
6月から9月を想定したPhase1では、「失われた30年で日本は何を失ったのか?」について、立ち上げメンバーによる本質的課題の整理や、取り組むべき課題の選定を通じて日本を明るい未来へ導くためのディスカッションを実施するという。
同社からはコンサルタントが立ち上げメンバーとして参画し、考察を共有するとともに、同プログラム立ち上げ会員と率直かつオープンな意見交換・議論を通じて想いを集約する。
10月以降を想定したPhase2では、課題解決へ向けた実行組織の立ち上げ、実行力に長けた新たなメンバーの募集を開始する。具体的には、「課題ごとに解決策の実行計画検討チームのプロジェクトを組成」、「解決策の策定後、新たに多種多様な専門領域から実行力に長けたメンバーを新たに募集し実行へ移す」、「解決事例を日本復活の資産とし、世界各国が同じ社会課題に直面した時に先行事例として日本が解決をリード」といった取り組みを行う。
同社は、4月1日よりコンサルティング事業を主力に据えた事業ポートフォリオへと一新し、新たなスタートを切っており、「日本を、課題解決先進国に。」というビジョンのもと、企業や組織のイノベーションを伴走しながら支援することを目指す。