デル・テクノロジーズ(以下、デル)は4月20日、スタートアップ企業の成長支援を目的に「デル起業家支援プログラム(Dell for Startups)」を開始することを明らかにした。同プログラムでは、デルのアドバイザーがビジネスをサポートするだけでなく、同社製品を値引き価格で提供する。
また、メンバーコミュニティーにおけるコミュニケーションをはじめ、インキュベーター、アクセラレーターなどとのネットワーキング構築の機会を提供するとしている。なお、プログラムには無料で参加可能。
同社が事業設立から5年未満の起業家を対象に実施した調査によると、ビジネス立ち上げの際に抱えるリスクとして「誤ったテクノロジー投資(31%)」が「人材確保(37%)」に次いで2番目に高いことが明らかになったという。また、事業設立後の課題として、「テクノロジー選定においてアドバイスを得ること」とする回答が34%に上ったとのことだ。
そこで同社は、スタートアップ企業における限られた予算の効果的な活用を実現するため、適切なテクノロジー選定のサポートやソリューションの特別値引きなどを提供するプログラムを開始するとしている。