ノーコードで開発できるアプリプラットフォーム「Yappli(ヤプリ)」を展開するヤプリは18日、Yappliで開発するアプリの累計ダウンロード数が1憶5000万ダウンロードを突破したことを発表した。
4月に創業・サービス開始から10周年を迎えた同社。起動した端末数を元にした算出で2022年1月に累計1億ダウンロードを突破、約15カ月後の4月6日に1憶5000万ダウンロードを達成している。同社ではその推移をグラフで示しているが、ダウンロード数の増加にも時期によって傾向が異なるそうだ。1億ダウンロード突破の2021年は、緊急事態宣言が解除され人々が外出を再開した時期。対面接触を減らすための飲食のテイクアウトやデリバリーアプリの人気が高く、2022年以降は営業活動支援のBtoBポータルアプリ「Yappli for Business」や社内ポータルアプリ「Yappli for Company」の活用がダウンロード数増加の要因としている。
レイアウト配置や認証などの汎用機能からプッシュ機能、マーケティング機能や分析機能とノーコードのドラッグ&ドロップベースの操作で実装、運用・分析も手軽に行えるアプリプラットフォームの導入企業は600社を超えている。今後は、アプリだけではなく"モバイルDXカンパニー"として、マルチプロダクトを擁するチームへと進化させ、顧客企業と社会における課題解決を目指す旨を述べている。