SCSKは4月18日、運送事業者の車両・整備情報を一元管理できるクラウドサービス「運送革命」を提供開始すると発表した。
物流業界は人手不足が慢性化しているとともに、2024年度からは残業時間の上限規制の適用が施行されるため、国内の物流の危機が社会問題となっている(2024年問題)。
同社はこうした社会問題を解決し、デジタルの力で「フェア・効率的・ホワイト・エコな物流」を実現するチャレンジの第一歩として、新サービスを提供するという。
同サービスでは、運送事業者が車検証や請求書をスマートフォンアプリで撮影、または請求書ファイルをPC からアップロードするだけで、車両情報・整備情報がデータ化される。
運送事業者はデータ化された情報を活用して、法令の遵守状況の確認や車両コストの管理など、車両管理業務のスマート化や経営の改善を実現できる。
具体的には、「車両台帳」「整備台帳」「車両カルテ」「日常点検」「監査モード」といった機能を備えている。