住友電設、ウイングアーク1st、テクノ経営ウェブソリューションズは4月17日、3社共同で、中小製造業向けの企業成長支援ソリューション「グロサポ(Growth Support Service)」を同日より提供開始することを発表した。
「グロサポ」は、工場のデジタル化に関して、IT人材の不足による導入の停滞や実際の経営に活かせられていないなどの課題を持つ中小製造業の企業や経営者を支援するサービス。具体的には、IoTで生産活動をデジタル化し、工場の状況を可視化することで改善につながるデータ活用を支援するとし、経営者が工場の実態を把握できるだけでなく現場でのボトルネックを顕在化させて収益余力を想定し、継続的に改善活動を維持していく生産改善コンサルティングを実施するという。
同サービスでは、住友電設が窓口としてサービス全般の提案、提供、サポートを行い、ウイングアーク1stがデータを可視化するBIダッシュボード「MotionBoard」の開発・提供、クラウドの運用・保守を行う。また、テクノ経営ウェブソリューションズが導入・提供サポートのリモート支援を担う。
年間契約で月額25万円(50測定点含む、センサー、工事費等は除外)、初期構築費用が20万円。なお、6月30日までは年間契約するとサービス開始より3か月間が無料となるキャンペーンを実施する。