スノーフレイクとマップマーケティングは4月11日、マップマーケティングが提供するエリアマーケティングデータのシェアリングサービスをSnowflake マーケットプレイス上で開始したと発表した。

マップマーケティングは、国勢調査データに、独自のエリアマーケティングデータとして、「ポリゴンデータ」「年齢不詳人口補完データ」「年収別世帯数推計データ」を加えて提供する。

ポリゴンデータに関しては、行政界や郵便番号での区画を線で囲み、そのエリアごとに国勢調査データを按分することで、視覚的に地域特性を把握することが可能になる。

国勢調査データに、年齢不詳部分のデータ補完を実施すると、エリア別に詳細な人口及びその属性を把握することができる。

国勢調査には収入に関する調査項目がないが、マップマーケティングにより公的データから独自に推計した年収別世帯数推計データを提供することで、国勢調査による地域特性の人口属性などの把握に加え、そのエリアの購買力ポテンシャル分析が行えるようになる。

さらに、マップマーケティングが提供するデータは、企業が保有する顧客データや営業関連のデータのほか、Snowflake マーケットプレイスで提供されている金融、小売、医療、気象、メディアなどと掛け合わせて分析できるようになる。

  • マップマーケティングが提供している「2020国勢調査データ(郵便番号エリアデータ 東京都練馬区のサンプル)」のページ