AlbaLinkは4月11日、就職活動・転職活動をしたことがある501人を対象に実施した「入社前にブラック企業を見抜く方法に関する意識調査」の結果を発表した。
就職活動・転職活動をしたことがある人に「ブラック企業かどうかを気にして就職・転職活動をしたか」と聞いたところ、「気にした」と回答した人が67.3%で多数という結果になった。
ブラック企業かどうかを気にして就職・転職活動をした理由としては、「長く続けたかった」「ブラック企業に入ると体力的・精神的にしんどいから」などが寄せられている。
また「入社前にブラック企業を見抜く方法」を聞くと、1位は「求人内容をよく読む」だった。次いで「ネットの口コミを調べる」「面接で違和感を探す」「社内・社員の雰囲気を知る」が上位の回答となっている。
求人情報でチェックするポイントとしては、「アピールポイントが抽象的」「応募条件がゆるい」「労働条件が悪い」などが挙げられている。加えて、記載されている給料が高すぎる場合は、「ノルマが厳しいのではないか」「みなし残業代が含まれているのではないか」をチェックするといった意見も挙がった。
また、5位には就職四季報やハローワークなどで「離職率を調べる」という回答がランクインしている。また「求人広告が頻繁に掲載されている」「新規事業・新店オープンでもないのに大量に人を募集している」といった企業は、離職率が高いと推測できるため「求人が長期間または頻繁に出ている企業は避ける」という人も目立つ結果となっている。