ユーザーローカルは4月11日、質問内の個人情報を自動で匿名化して安全にChatGPTを利用できるサービス「プライバシーGPT」を提供すると発表した。
同サービスは、、匿名化されていない文章を入力した場合、ユーザーローカルが開発した個人情報マスキングAIによってあらかじめ重要情報をフィルタリング処理して取り除いたうえでChatGPTと通信することを可能にするもの。
これにより、セキュリティ上の観点からChatGPTを利用できない企業や組織の課題を解決する。
「プライバシーGPT」は、Webブラウザから利用可能なWebサイトでの提供のほかに、オンプレミスでの提供も予定している。
オンプレミス版では、社内に「プライバシーGPT」をインストールしたサーバを設置することで、外部のインターネットに接続する前に自社の環境でデータを匿名化してからChatGPTに接続することができる。Webブラウザ版は4月半ば、オンプレミス版は5月ごろの提供が予定されている。
同サービスは同日から先行予約を受け付け開始し、先着3000名が同サービスを無料で利用可能。