コロナ禍でも好調だったハイテク株が2022年後半より軒並み低迷し、追い打ちをかけるようにSilicon Valley Bankの破綻など、スタートアップ、ベンチャーを取り巻く環境は厳しい。CrunchBaseによると、2023年第1四半期(1月~3月期)の未上場のスタートアップ、ベンチャーへの投資総額は、前年同期比56%減の760億ドルだったという。

2023年第1四半期の期間中、米Microsoftが「ChatGPT」のOpenAIに100億ドルを出資したり、決済技術を提供する米Stripeが新たな投資ラウンドで65億ドルの調達に成功するなど、大きな金額が動いたが、この2件を除くと総額は600億ドル程度となる。

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