Metaは現地時間6日、同社が自社で利用するビルドシステム「Buck2」をOSSで公式サイトやGithubに公開したことを公式ブログで発表した。
Rustで新たに書かれた多言語(C++、Python、Rust、Erlang、OCaml)対応のビルドツール「Buck2」は、同社が公開する従来版「Buck」の約2倍の高速化が図られており、並列処理の増加、リモート実行および仮想ファイル システムとの統合、コアルールと言語固有のルールの完全な分離などを特徴に挙げる。自社内でビルドツールの高速化を図り、エンジニアと開発者が待機時間を短縮することでより多くの時間をコーディングに費やせるよう開発された「Buck2」は、すでにMetaの数千人のデベロッパーに利用されているという。詳細は公式サイトにドキュメントが用意されている。