NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は4月、高度な車両管理業務を実現する次世代型テレマティクスサービスブランド「LINKEETH」を立ち上げると発表した。
「LINKEETH」は、車両管理サービス「docoですcar」で提供してきた、安全運転管理者向けの車両管理業務の効率化・安全運転支援サービスに加え、日報や車両点検報告作成業務の自動化などのドライバーの業務効率化にも重点を置いたサービスを展開する。
サービス基盤を同日に提供開始するモビリティプラットフォーム「MAXIV」に刷新することで、外部システムとの連携がしやすくなることから、データを活用した社用車管理の可視化による台数最適化・燃費向上などのグリーントランスフォーメーション(GX)の推進にも寄与するという。
「LINKEETH」のサービスラインアップとして、テレマティクスサービス「LINKEETH DRIVE」を提供開始する。同サービスは、AI搭載通信型ドライブレコーダーを活用し、安全運転支援と車両運行管理をトータルに実現するもの。
具体的には、センサーやAIを活用してドライバーの運転傾向をチェック、事故抑止・省燃費運転によるコスト削減を実現する。また、リアルタイムで車両位置を可視化する動態管理機能、日報作成の自動化、管理者への各種報告機能も提供する。
同サービスの利用にあたっては、ドライブレコーダー初期端末費用などに加え、1IDにつき月額1980円からの利用料金が必要。