サイバーエージェントは4月6日、同社が提供している、AI(人工知能)で効果の出せる広告テキストを予測・自動生成する「極予測TD(キワミヨソクティーディー)」において、レスポンシブ検索広告に対応した「広告見出し・説明文」の組み合わせ効果予測機能を追加したと発表した。
これまでは「広告テキスト」に対して効果予測を行い、既存を上回る効果の高い広告を配信していたが、今回のアップデートにより、広告見出し・説明文の最適な組み合わせの予測までができるようになった。
具体的には、「現在配信中で最も効果が出ている既存の広告の組み合わせ」に対し「新しい組み合わせ」の効果予測値を競わせ、AIによる効果予測値が既存1位よりも上回った組み合わせを広告主に納品し、広告配信する。
同社は2022年9月に「広告の有効性」 に特化した自動生成機能を、また2023年3月には大規模言語モデル(LLM)を活用した自動生成手法を極予測TDに追加。これにより、大量の広告テキスト生成と広告の有効性を最大化する大量の組み合わせパターンの広告を作成することが可能になった。
同社は今後、広告クリエイティブ・テキストにおける表現の多様性や予測精度のさらなる向上を図る研究開発を進めていく考えだ。