AIを活用したWebサイト改善サービスを提供するWACULは4月3日、問合せやアンケート、商品選択などの入力フォームが目的に沿った成果を出すことができるポイントを押さえているかをAIが判定する「B2BフォームAI診断」の提供を開始した。
サービスは、Webサイトにアクセスし、フォームのあるURLを入力、約1分程度で結果が出力される。サービスは無料で利用できる。
同サービスは、BtoBサイトの入力フォームがその設置目的通りの成果を出すことができるUIになっているかをAIエンジン「AI アナリスト」が判定してくれるもので、判定は分かりやすく「合格」「要改善」の2つの結果で出力、「要改善」の場合は「改善すべきポイント」を提案する。
データ分析ツール「AI アナリスト」と連携したシステムより取得したサイトアクセスデータと12,000以上の改善PDCAデータから独自にWebサイトがその目的に沿った成果を出すための"勝ちパターン"を研究し2022年8月には、それらの研究をもとに理想的なUIかを自動判定する「B2BトップページAI診断」をリリースしているが、今回その機能を入力フォームに拡張して提供。
判定は、imgやh1等のHTMLタグ情報や位置・サイズ等のスタイル情報、テキスト情報などのDOM要素より、適切・不適切なノードを機械学習で予測する。"勝ちパターン"の判定については、同社では「ページの縦幅を極限まで圧縮する」「入力ステップ・入力項目は最低限のものに絞り込む」「離脱導線となる他ページへのリンクを削除する」など数例を公開している。