電通デジタルと電通は4月4日、テレビとデジタル広告を横断した出稿状況を一元管理し、統合分析が可能なダッシュボード「MIERO Digi×TV Basic」の提供を開始したことを発表した。
「MIERO Digi×TV Basic」は、2021年11月に発表した「MIERO Digi×TV」の基本的な機能は維持しながらも、テレビとデジタル広告の出稿状況の統合分析を、従来の約4分の1の価格で提供するもの。
広告キャンペーン終了後、最短19営業日で分析結果を可視化でき、キャンペーン単位のPDCAをスピーディに実施することが可能。また、テレビ・デジタル広告の統合リーチ・統合フリークエンシーの算出や、エリア・性・年代ごとのリーチを可視化することも可能で、認知獲得やターゲットリーチ獲得施策に活用できる。
また、統合分析だけでなくテレビ単体でのエリア・放送局別のターゲットリーチ効率比較やデジタル単体でのターゲットリーチ効率の比較、媒体選定および予算アロケーションにも活用できるとしている。
なお、従来の「MIERO Digi×TV」は、「MIERO Digi×TV Real-time」と名称を変更して継続して提供する。同サービスでは、広告配信後、3営業日で結果が可視化される。キャンペーン期間中の見直しなど、より迅速なPDCAの実施を必要とする企業向けに、引き続き「MIERO Digi×TV Real-time 」を提供していくという。