SCSKは3月30日、複雑化する顧客ニーズに対応するために不可欠というデータ・ドリブン・マーケティングを支援し収益へつなげるというデータ活用サービスである「data circle(データサークル)」を、同社のCX(カスタマー・エクスペリエンス)ソリューションである「altcircle(オルトサークル)」のサービスラ・インアップに加え、提供開始した。価格は個別見積。今後1年間で4~5社、3年間で10~15社へのサービス提供を目指す。
新サービスは、これまでaltcircleで培った知見・ノウハウを集約・体系化し、顧客理解を軸にしたデータ活用のための伴走型サービスという。
「顧客理解から収益へつなげるデータ活用サービス」をコンセプトに、多様な顧客接点から得られる顧客個々の行動データ・購買データを統合して分析し、顧客を真に理解したマーケティング施策の立案・実行を支援するとしている。
また、単純なシステム提供やデータ分析サービスの提供に加え、施策から収益に繋がるまで伴走を行い、真の意味での成果を追求するという。
さらに伴走の先には、ユーザー企業自身でデータ活用と施策展開が行えることをゴールにし、データ・ドリブン・マーケティングの内製化を支援するとのこと。
データ活用、データ分析、データ収集・統合、プラットフォームの4つのサービスを軸に、ユーザー企業の収益向上およびデータ・ドリブン経営の支援を行うとしている。
また同サービスは、ユーザー企業のビジネス上の課題にフォーカスし、データ活用を強みにした価値提供を行うとのこと。
ユースケース例として同社は、小売業向け新規顧客のリピート率向上、小売業向けCRM(顧客関係管理)施策効率化、製造小売業向けデータ・ドリブン型商品企画、メーカー向け仮説検証型の店頭施策改善、メーカー向け小売営業の提案力強化、異業種交流相互送客型デジタル広告の6つを挙げている。