AR(Augmented Reality:拡張現実)システムの開発を行うpalanは4月3日、誰もが簡単にWebARを作成できることを目指したサービス「palanAR(パラナル)」において、「AR名刺」への対応を開始したことを発表した。

  • 「palanAR」でAR名刺のテンプレートを利用できるようになる

    「palanAR」でAR名刺のテンプレートを利用できるようになる

palanARとは商品プロモーションなどのシーンで使えるWebARの作成を支援するサービスであり、直感的な操作によりWeb制作やAR作成のプログラミング知識がなくても作れるという。無料で使えるフリープランに加えて、商用利用可能なプランも提供する。

今回、同サービスはAR名刺を作成するためのテンプレートを提供する。名刺を読み取ることで企業の紹介動画やアニメーション月の3Dモデルを表示できるため、ビジネスシーンやイベントでより印象に残る名刺を作れるとのことだ。

また、同サービスが提供するWebAR名刺はiOSやAndroidのブラウザに対応しており、QRコード付きの名刺を読み取りブラウザで開くだけで、専用のアプリなどをインストールせずにARを体験できる。ARの中には企業紹介動画やWebリンク遷移ボタンを導入でき、自社HPやSNS(Social Networking Service)へのアクセスを促せる。

  • テンプレート利用の画面例

    テンプレート利用の画面例