Microsoftは現地時間2023年3月30日、Sysinternals Suiteに含まれる一部のツールを更新した。公式ブログによれば、Process Explorer バージョン17.03はパッケージアプリケーションのサポート改善やダークモード使用時のバグ修正、セキュリティに関するバグを修正している。
逐一更新されるSysinternalsのツール群だが、Process Explorerの他にはPsTools、PsExec、PsPing、PsLogList、Sysmon for Linux、TCPView、PsShutdownに代表されるプロセス操作ツールを更新した。たとえばPsTools バージョン2.5はコマンドライン引数処理の問題を修正し、PsExecバージョン2.42は環境変数MAX_PATHで一定以上の文字数を超えたファイルパスをサポートしている。Sysmon バージョン1.1.1 for LinuxはUbuntu 18.04やDebian GNU/Linux 10のサポート削除と若干のバグ修正、TCPView バージョン4.18は特定イベントで発生していたクラッシュの修正とダークモードの改善を追加した。Sysinternalsは長年Windowsのパワーユーザー向けツールとしてバージョンを重ねており、現在はMicrosoftが直接提供するツール群に加わっている。