米国土安全保障省サイバーセキュリティ・インフラストラクチャセキュリティ庁(CISA: Cybersecurity and Infrastructure Security Agency)は3月28日(米国時間)、「Apple Releases Security Updates for Multiple Products|CISA」において、Appleの複数の製品に複数の脆弱性が存在すると伝えた。これら脆弱性を悪用されると、攻撃者によって影響を受けたシステムの制御権が乗っ取られる危険性がある。

脆弱性に関する情報は次のページからたどることができる。

  • About the security content of iOS 16.4 and iPadOS 16.4 - Apple Support

    About the security content of iOS 16.4 and iPadOS 16.4 - Apple Support

影響を受けるとされるプロダクトは次のとおり。

  • Apple TV 4K (すべてのモデル)
  • Apple TV HD
  • Apple Watch Series 4およびそれ以降のバージョン
  • iPad 5世代およびそれ以降のバージョン
  • iPad Air 2
  • iPad Air 3世代およびそれ以降のバージョン
  • iPad mini (4世代)
  • iPad mini 5世代およびそれ以降のバージョン
  • iPad Pro (すべてのモデル)
  • iPhone 6s (すべてのモデル)
  • iPhone 7 (すべてのモデル)
  • iPhone 8およびそれ以降のバージョン
  • iPhone SE (1st generation)
  • iPod touch (7世代)
  • macOS Big Sur
  • macOS Big Sur and macOS Monterey
  • macOS Monterey
  • macOS Ventura
  • macOS Ventura 13.3およびそれ以降のバージョン

CISAは、上記のセキュリティアドバイザリを確認するとともに、必要に応じてアップデートを適用することを推奨している。