Sansanは3月30日、5月より営業DXサービス「Sansan」が契約DXサービス「Contract One」と連携し、顧客データベースに取引情報を実装することを発表した。
Sansanは、名刺だけでなくメール署名、ウェブフォームといったあらゆる接点情報が蓄積・可視化でき、これらの接点情報と標準搭載された100万件以上の企業情報を組み合わせることで、利用企業ならではのデータベースを構築することが可能な営業DXサービス。
Contract Oneは、紙や電子のあらゆる契約書をデータ化し、一元管理を実現する契約DXサービス。Contract Oneで構築した契約データベースにより、全社での契約情報の活用を促進し、さまざまな経営課題の解決につなげるものだ。
これまでSansanとContract Oneの導入企業は、Sansanで接点情報と企業情報を、Contract Oneで契約情報をそれぞれのサービス画面上で閲覧・確認する必要があったが、今回の追加実装により、Sansan上で契約の有無やタイトル名、契約締結日などの取引情報も確認できるほか、詳細な契約内容はSansanの顧客データベースからContract Oneにシームレスに遷移して確認が可能となった。
顧客データベース強化により、Sansanに蓄積した顧客との接点情報と100万件を超える企業情報を組み合わせた独自のデータベースに、Contract Oneにある契約情報が新たに追加される。なお、Contract Oneの契約情報をSansanで閲覧するには、両サービスの契約が必要となる。