ネオジャパンは3月29日、グループウェア「desknet's NEO(デスクネッツ ネオ)」の最新バージョン7.5をリリースした。新バージョンでは、ユーザーの声を受け15機能・50項目以上の機能改善がなされている。

  • desknet's NEO 7.5では、15機能・50項目以上の機能改善がなされている

    desknet's NEO 7.5では、15機能・50項目以上の機能改善がなされている

最新バージョン7.5では、既存ユーザーの声に向き合い、数多くの機能改善を実施している。たとえば「スケジュール・設備予約」では、予定の登録先に設定されているユーザーに対し、その予定の変更や削除を許可するかどうかを選べる共通設定「予定の変更・削除」を追加した。この設定を切り替えることで、予定の登録者であればだれでも編集可能となる。

また、登録者の予定が重複している場合に、重複している旨のメッセージとあわせ、登録するかどうかを選べる共通設定「予定登録時の時間重複通知」を追加したほか、スクロール時、時間・日付などを上部に固定表示するようになった。さらに、1日表示の時間表示の幅・高さを調整する機能の追加や予定の追加・変更画面から「閲覧先」を設定可能になるなどの改善がなされている。

「インフォメーション」では、インフォメーションの下書き保存に対応したほか、インフォメーション右上に表示する日付を選べるようになった。また、一覧の初期表示を未読/既読/すべてから選択可能になったのに加え、公開開始日の変更とあわせ終了日を自動調整するようになった。

「文書管理」では、フォルダ内の文書を一括してダウンロード可能になったほか、改訂履歴として保存できる世代数を最大99に拡張している。

「ウェブメール(POP/IMAP)」では、宛先に指定したアドレスをパネル表示できるようになり、ドラッグ&ドロップ操作で宛先・CC・BCCを変更できるようになった。また、HTML形式の署名を作成可能になったのに加え、アドレス帳と利用者名簿のどちらを初期表示するかを設定できるようになった。

「ワークフロー」では、差戻しを行う際に任意の決裁者まで戻せるようになったほか、経路部品に「任意ユーザー」を、書式部品に「組織選択」を追加した。また、ラジオボタン部品で選択肢を縦並び表示できるようになったのに加え、文書管理に保存する際の文書の「登録者」の設定が可能となった。さらに、文書管理に保存された時もメール通知を送れるようになった。

ほかにも、申請書ごとに「複写して作成」を制限できるようになった、申請経路「申請者の扱い」の初期値を設定できるようになった、申請経路も「複写して作成」が行えるようになった、決裁履歴の「承認条件」を設定された経路種別に応じて表示する──などの改善がなされている。

そのほか、「ネオツイ」では、ダイレクトメッセージを1件ずつ削除可能になり、「来訪者管理」では予定の詳細画面から来訪者の受付状態を確認できるようになった。「回覧・レポート / アンケート」では、回覧やアンケートのラジオボタン部品も選択肢を縦並びにできるようになり、「プロフィール」ではプロフィールから伝言/メール/ダイレクトメッセージを送ることが可能となった。「議事録」では、文書管理に保存した時にメール通知を送れるようになり、「管理者設定」ではユーザー情報のメールアドレス通知・公開設定を管理できるようになった。

「AppSuite」では、既に登録されているデータから「複写して追加」されたときに、入力されている値を複写するかどうかを個々の部品に対して設定できるようになったほか、Excel互換の文字列操作関数の追加やデータの複写を部品ごとに制限することが可能になっている。

なお、バージョン7.5のすべての機能追加・改善点はこちらのページにて確認できる。