サイバートラストは3月27日、WithSecure Corporationおよび OCHと連携し、OSからエンドポイントまで包括的に保護するサービスを提供すると発表した。
具体的には、サイバートラストが Red Hat Enterprise Linux(RHEL)クローンとして提供している Linux OS「MIRACLE LINUX」とウィズセキュアが提供するエンドポイント保護ソリューション「WithSecure Elements Endpoint Protection for Linux」をバンドルし、OCH 独自のサポートサービスを加えてパッケージングした製品「MIRACLE With EPP サポートパック」として、OCHから提供開始される。
「MIRACLE LINUX」は、企業向けに長期間安定して稼働する Linux OS として、サイバートラストが 2000 年から継続して提供している。2002年より、Red Hat Enterprise Linux(RHEL)をベースに開発し、2021 年 10 月リリースの「MIRACLE LINUX 8.4」からライセンス費用を無償化し、RHEL クローン OS として公開している。
今回提供開始する「MIRACLE With EPP サポートパック」は、FAQ や対応履歴の確認、チャットでの質問を行うことができる専用ポータルサイトの提供をはじめとした独自のサポートにより、OS とアンチウィルスソフトの問い合わせを一元化する。