システムインテグレータは3月27日、アイデア創出プラットフォーム「IDEA GARDEN(アイデアガーデン)」に「ChatGPT」の自然言語処理モデルGPT-3.5とブレインストーミングできる機能「AIブレスト機能(β)」を実装したことを発表した。「IDEA GARDEN」は、アイデアを湧出(ゆうしゅつ)するための独自のメソッド「HintsMethod」やアイデアを共有して育てる「Garden Board」などの機能を提供するアイデア創出プラットフォーム。新たに搭載されるAIブレスト機能(β)は、ChatGPTにも利用されるGPT-3.5を採用し、様々な発想や考えを出し合い新規事業のアイデアなどを創出する"ブレインストーミング"をチャット形式で行える。アイデアの概要や過去のコメントを踏まえて出力される回答を重ねることでブラッシュアップされるため、ブレインストーミングをより手軽にかつ短時間で行えるようになる。
同社は、昨年2月「GPT-3」で発想をサポートする「AI発想アシスタント(β)」を発表するなど、技術導入に力を入れてきた。今後、新発表の「GPT-4」を利用した画像を活用したアイデア創出機能の追加を検討、更なる機能拡充を目指し開発を進めていくという。