NTTアドバンステクノロジ(NTT-AT)は3月23日、議会映像配信システム「DiscussVisionSmart」の新しいオプションサービスとして、「DiscussVisionSmart録画配信字幕サービス」を4月1日から提供開始することを発表した。

同社が2001年から提供しているDiscussVisionSmartは、情報公開法制定以降に自治体の情報公開を促進するサービスとして展開してきた。また、2021年6月からはAI(Artificial Intelligence:人工知能)による音声認識エンジンを活用してライブ映像に字幕を付与するライブ配信字幕サービスを提供している。

今回は、さらにバリアフリー化を推進するために、ライブ配信だけでなく過去の録画配信にも字幕表示が可能なDiscussVisionSmart録画配信字幕サービスを開始するとのことだ。

  • サービスの画面の例

    サービスの画面の例

今回追加したオプションサービスでは、字幕ファイルを用意することで録画配信に字幕を表示可能となり、新たな機材の追加は不要だ。また、視聴者側で字幕を表示するためのアプリなどのインストールも必要なく、ブラウザから議会向けインターネット映像配信にアクセスすることで字幕を表示できる。