シスコシステムズは3月23日、シスコ製ハードウェア製品の循環利用を促進する「Cisco Green Pay」プログラムを、日本国内において開始したことを発表した。
「Cisco Green Pay」は、シスコの循環型経済(サーキュラーエコノミー)に賛同・同意した顧客に、シスコ製ハードウェア製品の導入にあたって使用期間に応じてインセンティブを付与する特別ファイナンスプログラム。利用契約終了後にはシスコが無償で当該製品を回収し、シスコの循環型経済プログラムに基づいて処理されることを示す証明書を発行するという。
ネットワークインフラストラクチャ、データセンター、ハイブリッドワーク、スマートビル、サービスプロバイダーインフラストラクチャなど、ほとんどすべてのサステナブルなシスコ製品が対象となり、シスコのソフトウェアやその他サービスと組み合わせて利用することも可能。
3年(36か月)から5年(60か月)の支払い期間を設定し、ハードウェア部分には最大5%のインセンティブを付与する。利用契約終了時には、ハードウェア製品の返却または1年延長を選択でき、製品の返却に要するすべての集荷、運搬費用はシスコが負担する。製品の返却後は、シスコの循環型経済プログラムに基づいて処理されることを示す証明書が発行されるということだ。