クラウドストリーミング技術のプロバイダーであるユビタスとGoogle Cloudは3月20日(米国時間)、ゲーム業界におけるクラウドストリーミングの発展を目指し、新たなパートナーシップを締結したことを発表した。

今回のパートナーシップのもと、ユビタスはGoogle Cloudを主要クラウドプロバイダーとして選択し、大半のワークロードをGoogle Cloud上で稼働させるほか、ユビタスのGameCloudソリューションをGoogle Cloud Marketplace上で提供開始し、開発者がクラウドゲーム技術を活用できるようにする。

また、ユビタスは主要なゲーム機メーカーやパブリッシャーと協力し、ゲーム開発者が世界中のプレイヤーにコンテンツを提供できるよう支援する。

さらに、同社はGoogle Cloudのグローバル スケール、GPUおよびVMリソース、データ、人AI、機械学習(ML)の専門知識を活用し、ゲーム業界のみならず、ファッション、不動産、自動車など他業界のストリーミングおよびオンデマンドサービスの品質とパワーも向上させるという。

加えて、ユビタスが特許を持つGameCloudソリューションがGoogle Cloud Marketplace上で利用可能になることで、グローバル規模でのコンテンツ配信への対応力が強化されるとしている。

そのほか、Google Cloudのオープンなインフラストラクチャや強化されたサイバー セキュリティ保護、データ、AI、ML の専門知識を用いて、グローバルでのクラウドゲーム配信をさらに効率化するという。