電通グループは3月20日、R&D組織「電通イノベーションイニシアティブ(DII)」を通して、米国Bombora(ボンブーラ)と、日本国内における販売パートナー契約を締結したことを発表した。

  • 電通グループと米Bombora ロゴ

    電通グループと米Bombora ロゴ

2014年設立のボンブーラは、インテントデータを供給するメディアネットワーク「the Co-op」を運営し、BtoB企業の効果的・効率的な営業およびマーケティングの実現に寄与するインテントデータを提供している。

同社の自然言語処理(NLP)と評価アルゴリズムが構築するインテントデータは、Web上でどの企業がどの製品やサービスを積極的に調査しているか、さらにその調査や興味関心の強度を評価し、潜在的な商機を予測可能な収益機会に転換させることを可能にするという。また、競合他社の販売する製品やサービスをどの企業がリサーチしているのか調査することも可能だということだ。

今回の販売パートナー契約の締結により、電通グループの日本事業を担うdentsu Japanは、ボンブーラのインテントデータに基づいた日本国内の国際的なB2B企業に対する販売競争力の強化を支援する。

あわせて、販売とマーケティングの両領域に資するインテントデータソリューションの活用による高度化したデジタルマーケティング戦略と営業オペレーションを統合的に支援するとしている。