NTTアドバンステクノロジ(以下略、NTT-AT)とCData Software Japan(以下略、CData)は3月16日、RPA(Robotic Process Automation)ツール「WinActor」でシステム間連携による自動化を実現するサービス「WinActor Data Driver」シリーズにメジャーデータベース「Oracle」「PostgreSQL」「MySQL」「MariaDB」「MongoDB」と連携可能な新ラインナップを追加したことを発表した。

「WinActor Data Driver」(公式Webサイト)

「WinActor Data Driver」(公式Webサイト)

エンタープライズ向けに「WinActor」を使った高度な自動化設定(シナリオ)を提供するNTT-ATのDXサービス「WinActorシナリオセンタ」から提供される「WinActor Data Driver」は、使用頻度の高いSaaS(Software as a Service)や汎用システムと連携した自動化を容易に実現したいという要望に応え、250以上のSaaS・データベースへの接続コネクターを提供するCDataと協業し開発され、「SAP NetWeaver Gateway」や「SAP ERP」、「Salesforce」「Box」などのERP・SaaS・クラウドサービスと連携しデータ変換や分析の自動化を可能にしている。

  • 「WinActor Data Driver」のサービス概要(同社資料より)

    「WinActor Data Driver」のサービス概要(同社資料より)

今回新たに、データベースと連携した自動化の要望に応える形で、「Oracle」「PostgreSQL」「MySQL」「MariaDB」「「MongoDB」と連携するコネクターをラインナップに追加した。システムは、専門知識がないユーザーでもデータベースへのAPI連携を行える仕様で、操作も生成ツールを活用しUI上でSQLを簡単に作成できる。取得したデータは「WinActor」での利用に適したCSV形式に自動変換され広い用途で活用可能になる。