最終拠点からエンドユーザーに届ける物流業における"ラストワンマイル"配送のルート最適化サービス「Loogia(ルージア)」を提供するオプティマインドは3月14日、業態に応じて複雑化する集荷・配送業務に対応するため、同サービスに途中集荷を勘案し、最適なルートを作成するPDP(pickup and delivery problem)機能を開発、提供を開始することを発表した。

  • 途中集荷に対応できる「Loogia」新機能PDP(同社資料より)

    途中集荷に対応できる「Loogia」新機能PDP(同社資料より)

開発された新機能は、宅配デリバリー業のように日々変化する宅配先とそれに合わせた最適な位置にある店舗で集荷し顧客へ配送を行うケースや、リース業のように各地にある物品や書類を回収しながら配送を同時に行うケースなど、集荷と配送が複雑に絡みあう事例において最適な配送計画が必要な場合に対応するもので、複数ある配送元と集荷先を指定することで最適なルートを作成する。

「Loogia」は、最適化アルゴリズムにより高精度な配車計画・配送ルートを作成するラストワンマイルに特化したルート最適化サービス。道路混雑や交通規制、左付け・Uターン等の走行条件などを考慮に入れた配車計画・配送ルートを作成できる。日本郵便や佐川急便社、ローソンなど160社以上の企業で利用されている。