NTTデータは3月14日、スマートフォンを用いたバーコード読取型決済サービス「モバイルレジ」について、4月1日から地方税統一QRコードへの対応を開始することを発表した。これにより、モバイルレジを利用する納税者は国内すべての地方公共団体の税納付をクレジットカードやインターネットバンキングで実施できるようにるという。
同サービスでは納税者は専用アプリのダウンロードや初期登録は不要。支払い用WEBサイトから納付書に記載された地方税統一QRコードを読み取ることで、最短3回の操作で支払いまで可能とのことだ。VISA、Mastercard、JCB、AMERICAN EXPRESS、Diners Clubのクレジットカード決済と約1000行の金融機関口座決済に対応し、事前チャージなどせずに納付できる。
地方税統一QRコードの開始に伴ってモバイルレジの上限額が1000万円未満までに引き上げられているため、大半の税金支払いがキャッシュレスにより実現可能になるようだ。支払い履歴はカード利用明細や口座通帳に記録される。