デル・テクノロジーズ(以下、デル)は3月14日、昨年度の決算発表を振り返るとともに、アジア地域における新年度のビジネスの見通しについて語る記者向けのラウンドテーブルを東京都内のオフィスで催した。

  • ラウンドテーブルの参加者

    ラウンドテーブルの参加者(左:Peter Marrs氏、中央:John Byrne氏、右:大塚俊彦氏)

米デルが3月2日(現地時間)に行った発表によると、2023会計年度(FY23:2022年2月~2023年1月)の売上高は前年から1%増となる1023億ドルを達成した。営業利益は前年比24%増の58億ドル、非GAAP(Generally Accepted Accounting Principles)ベースの営業利益は前年比11%増の86億ドル。

ビジネスユニットごとに振り返ると、ストレージやサーバ、ネットワークなどコア領域であるISG(Infrastructure Solution Group)での売り上げ増が顕著だという。第4四半期の売上高は99億ドルで、8四半期連続で右肩上がりの成長となった。サーバおよびネットワークのみの売上高は前年同期比5%増の49億ドル、ストレージのそれは同10%増の50億ドルだ。

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