ハイテク企業にレイオフの嵐が吹き荒れる中、大規模な人材削減を発表していないのがAppleだ。しかし、Apple(アップル)はこの1年未満で12人のエグゼクティブを失っているという。
Appleは2022年後半から幹部の退社が続いているという。その中には、インダストリアルデザイン担当バイスプレジデントのEvans Hankey氏、オンラインストア担当バイスプレジデントのAnna Matthiasson氏、ソフトウェアエンジニアリング担当バイスプレジデントのDavide Smoley氏、ハードウェアエンジニアリング担当バイスプレジデントのLaura Legros氏など、多数の重要な役職の幹部が含まれている。
Appleは経営層の異動が少ないことで知られており、これまで交代するのは1年に1~2人のペースだった。なお、これまでは幹部が退職すると、その役割を引き継ぐことができる幹部がいたが、Hankey氏のインダストリアルデザイン担当バイスプレジデントについては後任が見つかっておらず、最高執行責任者(COO)のJeff Williams氏に報告させているという。