Zabbix社は3月8日、オープンソースの統合監視ソフト「Zabbix」の最新バージョン6.4のリリースを発表した。
サーバやネットワーク機器、仮想環境のリソースやプロセスを監視できるオープンソースの統合監視ソフトZabbixの最新版となるv6.4では、メニューレイアウトも一新。LDAP(Lightweight Directory Access Protocol)/SAML(Security Assertion Markup Language)を用いたJIT(Just-in-time)ユーザープロビジョニングに対応し、ユーザーアカウントの自動生成やユーザーロール割り当ての自動化などアカウントや権限、役割、通知先の管理効率化が可能になる。
そのほか、副次的な障害イベントをマークすることでノイズを抑制する機能、Zabbixプロキシやエージェントに設定変更を即時反映する仕組み、SNMP(Simple Network Management Protocol)ポーリング改善による監視データ収集の効率化、検知したイベントのHTTP通信での外部アプリケーションへのリアルタイム送信など多くの新機能が加わる。詳細は同社公式サイトの新機能やリリースノートに記載されている。