CMS高速運用基盤「KUSANAGI」有償版にリスク分析機能

CMS(Contents Management System)高速運用基盤「KUSANAGI」を提供するプライム・ストラテジーは3月7日、有償バージョンである「KUSANAGI Business / Premium Edition」にKUSANAGIの統合管理システム「KUSANAGI Cloud」のリスク分析システムの機能を実装したことを発表した。「KUSANAGI Cloud」は、AIや機械学習などを用いた高度な自動化、ハイパーオートメーションを目指して開発されたKUSANAGIの統合管理システムで「KUSANAGI Analyze」は、セキュリティリスクや障害の原因となる危険なファイルやアプリケーション、設定の不備、ハードディスク容量を圧迫する大量のバックアップアーカイブなど障害につながるリスク情報を収集・分析し、自動対応やエンジニアへの警告等を行うものだ。

今回、KUSANAGI 9のBusiness/Premium Editionに「KUSANAGI Analyze」のリスク分析機能を搭載し提供を開始した同社は、分析結果を活用したベンダーやプラットフォーマー向けのサポートの提供を進めることも明かしている。指定ディレクトリに書き出される分析結果は、KUSANAGI Cloudとの連携で、より詳細なAI解析も可能になる。今後、KUSANAGI Cloudを中心としたパートナー協業を加速させることで、CMSプラットフォームの統合サービスを拡大する考えだ。