インフォマートは3月8日、同社が提供する「BtoBプラットフォーム」を通じて、2022年の1年間で削減できた紙の枚数が約4億8千万枚に到達したと発表した。その枚数をCO2排出量に換算すると、年間約4079トン、東京ドーム99個分に相当するという。
BtoBプラットフォームは、企業間の取引で発生する見積書・発注書・納品書・請求書などを電子化し、バックオフィス業務のデジタル化を推進するクラウドサービス。2022年12月末時点で、導入企業数は約83万社で、日本国内にある企業数の約4分の1が導入している計算になるとのこと。
2022年1月〜12月の1年間でBtoBプラットフォームを通じて削減できた紙の枚数は、約4億8千万枚にのぼり、前年度比で約19%増加した。削減枚数は、コロナ禍による飲食店の休業・時短営業等の影響で、受発注にかかる帳票枚数が減少した2020~21年を除き、年々増加しているという。
企業の働き方の変化やインボイス制度などの法令対応をきっかけに、BtoBプラットフォームの利用企業数も年々増加しているといい、今後も利用企業の増加とともにCO2削減効果の拡大を同社は見込んでいる。