NTTデータは3月8日、ライズ・コンサルティング・グループ(RISE)と2月27日付で出資を完了し、4月より業務提携を開始することを発表した。

NTTデータは、中期経営計画にて「Realizing a Sustainable Future」を掲げており、さまざまな社会課題の解決を通じてサステナブルな社会の実現に取り組んでいる。中期経営計画では業界・技術のForesightを起点としたコンサルティング力と、高いアジリティを実現するアセットベースの価値提供により、顧客の経営変革・事業変革の構想策定から実現まで、End to Endの対応力を強化している。

それらをより強化していく一環として、豊富なコンサルティング支援実績を有するRISEと協業検討を進め、2月に開始した資本提携に続き、4月1日より業務提携を開始することとなったという。

一方でRISEは、コンサルティングファームを中心に豊富な経験を積んだ人材が在籍しており、幅広い領域での支援実績を保有している。今回の業務提携により、NTTデータが持つコンサルティングサービスやデジタル技術に、RISEのコンサルティングリソースとノウハウを組み合わせることが可能となるという。両社は今後、経営戦略の立案から変革を推進するDX(デジタルトランスフォーメーション)の実現まで、顧客の変革実現に向けて体制を強化する。