BOSS-CON JAPANは3月6日、PHP技術者認定機構がPHP8技術者認定初級試験を3月16日から実施することを発表した。6日から受け付けを開始する。60分で40問が出題され、7割以上の正解で合格。試験は全国300カ所において通年で受験可能。受験料は1万2千円(税別)で、学校法人在籍の学生および教員は半額。

試験の問題作成はPHP技術者認定機構の顧問である古庄道明氏が担当し、試験問題の監修をPHP技術者認定機構のエバンジェリストである三雲勇二氏が担当した。近年はコロナ禍の影響などによりWebを活用したビジネス効率化を進める企業が増えており、PHPのプログラマの求人も増えているという。そうした中で、PHP8の技術を取得するプログラマの育成を推進するべく試験を立ち上げるとのことだ。

近年はWebサーバ上のコンテンツのファイルサイズが大きくなる傾向がありサーバへの負荷が高まっているが、表示速度はGoogleのSEOにも強く影響するため高速な実行が求められている。

主な出題範囲は以下の通り。

出題率
第1章 イントロダクション  2.5% 
第2章 PHPの基本  12.5% 
第3章 演算子  10.0% 
第4章 制御構文  13.8% 
第5章 組み込み関数  8.8% 
第6章 ユーザー定義関数  7.5% 
第7章 標準クラスライブラリ  7.5% 
第8章 リクエスト情報  10.0% 
第9章 データベース連携  5.0% 
第10章 オブジェクト指向構文  17.5% 
第11章 高度なプログラミング  5.0%