地銀ネットワークサービスとスマイルワークスは3月6日、地方銀行の取引先企業におけるERP(各種業務の統合管理・資金繰り管理)ならびに受発注などの各種業務の電子化を目的とするERPサービス「BANKING ERP」について、地方銀行向けのOEM(Original Equipment Manufacturer)提供を開始することを発表した。
BANKING ERPは中小企業の電子インボイスや電子帳簿保存法への対応を支援する、バックオフィスの電子化や自動化、ペーパレス化を目的とするサービス。受発注の電子化、売上仕入管理、自動入金消込、自動資金繰り管理、自動会計連動などの機能を備える。スマイルワークスが開発したクラウドERPシステムをベースに、決済システムなどと連携して各銀行のブランドでOEM展開する。
同サービスのOEM第一弾として、ほくほくフィナンシャルグループ(北陸銀行・北海道銀行)、南都銀行、阿波銀行が4月3日よりサービスを開始する予定だ。これは各銀行が地域の中小企業に向けた銀行サービスの一環として提供するもので、入出金管理、資金繰り管理のほか、電子帳簿保存法の要件にも対応するとしている。