フィッシング対策協議会(Council of Anti-Phishing Japan)は3月6日、「フィッシング対策協議会 Council of Anti-Phishing Japan|ニュース|緊急情報|神奈川銀行をかたるフィッシング (2023/03/06)」において、神奈川銀行を偽るフィッシングの報告を受けていると伝えた。
メールの件名としては以下が確認されており、注意が必要(下記以外の件名が使われている可能性もある)。
- 【神奈川銀行】お客様情報に関するご協力のお願い
確認されている偽サイトとしては、次のURLが挙げられている(下記以外のURLが使われている可能性もある)。
- https://kangawab●●●●.com/
報告されている詳細内容は次のとおり。
- マネーロンダリングおよびテロ資金供与等の対策に関連して、顧客の取引目的を定期的に再確認する必要があるといった旨のメールが送られてくる。リンク先がフィッシング詐欺サイトになっており、アカウント情報の窃取などが行われる
- 2023年3月6日の時点で、フィッシングサイトは稼働している
神奈川銀行は本件に関して「神奈川銀行をかたる不審メールにつきまして」において注意を促している。
フィッシング詐欺に使われているWebサイトは一見しただけで判別することが難しい。真偽の確認を行うには、メールやメッセージに含まれているリンクからたどるのではなく、公式アプリやWebブラウザに登録したブックマークなどからアクセスするなどの操作を行い、確認を行うことが望まれる。
フィッシング対策協議会は、フィッシングサイトやフィッシングメールを発見した際には同協議会まで報告してほしいと呼びかけている(参考「フィッシング対策協議会 Council of Anti-Phishing Japan | 報告」)。