マネーフォワードとBiz Forwardは3月3日、クラウド会計ソフト「マネーフォワード クラウド会計」と中小企業向けオンラインファクタリングサービス「SHINKIN+」の連携を開始すると発表した。

  • 連携の概要

    連携の概要

これまでSHINKIN+の審査申し込みには、最大6カ月分の入出金明細データ、決算書類、売掛債権証憑の3種類の書類が必要となり、入出金明細の提出には通帳のスキャンデータをアップロードするなどの手間がかかっていたという。

今回、マネーフォワード クラウド会計の入出金データと決算書類のデータをSHINKIN+に連携し、マネーフォワード クラウド会計を通じてSHINKIN+のオンラインファクタリングの審査申し込みが可能になる。

今後、SHINKIN+で得たノウハウをもとに、マネーフォワード クラウド会計の債権データや「マネーフォワード クラウド請求書」の請求データを活用して、オンラインファクタリングを実行することで、スムーズな資金調達を実現するほか、ユーザーが良い条件でファクタリングを活用した資金調達ができるように開発の強化に取り組む考えだ。

  • 今後は「マネーフォワード クラウド請求書」でオンラインファクタリングを実行できるようにする

    今後は「マネーフォワード クラウド請求書」でオンラインファクタリングを実行できるようにする

また、マネーフォワード クラウドをはじめとしたSaaS(Software as a Service)にファイナンス機能を組み込むEmbedded Financeを実現するという。