桑原電装とNTTコミュニケーションズ(NTT Com)は3月2日、北海道・北見ハイテクパークの中の「KIT FRONT」内に、5Gや映像・AI・XR・ロボティクスなどの先進技術を活用したサービス・ソリューションを体験できる施設として3月10日に「ドコモ 5G DX スクエア」を北見市に開設することを発表した。
同施設では、最先端技術を活用したDX(デジタルトランスフォーメーション)ソリューションの提供による地域の課題解決を目指し、農業や観光業などをはじめとした道東・道北エリアの主要産業に合わせた展示を行うなど、課題に寄り添い、地域に根ざした取り組みを展開する。
同施設は高速・大容量、低遅延、多数接続の特徴を持ち、5G通信が整備されている。展示コーナーは、常設展示エリアと定期的に入れ替わる企画展示エリアに分かれており、5Gを活用した映像・AI・XR・ロボティクスなどの最新サービス・ソリューションを見学・体験することができる。
さらに、顧客の課題解決につながるセミナーを定期的に開催し、各業界が持つ課題やDXの活用事例を紹介することで、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進の支援も行う。
両社は、先進技術の発信にとどまらず、同施設を地域の人材交流の場としても活用することで、DX人材の育成や共創にも取り組み、道東・道北エリアのDX推進を加速していきたい考え。