Space BDは2月27日、ユニリーバ・ジャパンのマネジメント層を対象に宇宙ビジネスとベンチャー経営をテーマとした社会人向けビジネスゲーム型研修プログラムを実施したことを発表した。

同プログラムは、Space BDが2022年10月に開発した「宇宙」をテーマとしたベンチャー経営・事業経営を体感できるビジネスゲーム型研修をベースに、ユニリーバ・ジャパン向けにカスタマイズしたもの。未知で不確実性が高い環境下におけるチームワーク・コンフリクトマネジメント・意思決定などの実践を通したプログラムをマネジメント層約70名に対して、同社がグローバルで掲げているパーパス、「サステナビリティを暮らしの“あたりまえ”に」を実現するため、イノベーション創出に向けた新たな視点を獲得する学びの機会を提供することを目的として実施されたという。

研修中は、同社のジョイ・ホー代表取締役社長も見学。「参加者が楽しみながらこのプログラムに臨み、互いのコミュニケーションスタイルを受容しながら進めているのがわかりました。意思決定のスピードを上げていくことは、日頃の仕事においても重要です」とコメントしているほか、「今回のプログラムを通じて、“まずはやってみる”というベンチャーにおけるマインドセットを体感いただいたと思います。特に“積み重ねてきた過去によって未来が決まる”というフレーズは、当社が大事にしている未来志向とも通じるものです」と成果に対する一定の手ごたえを感じたこともコメントしていたという。

  • ユニリーバ・ジャパンで行った社会人向けビジネスゲーム型研修プログラムの様子
  • ユニリーバ・ジャパンで行った社会人向けビジネスゲーム型研修プログラムの様子
  • ユニリーバ・ジャパンで行った社会人向けビジネスゲーム型研修プログラムの様子 (出所:Space BD)

なお、Space BDでは、今後も同プログラムの提供を通じ、顧客ニーズに応じたカスタマイズを行い人材課題に向けた支援の幅を拡げていくとしている。