伊藤忠テクノソリューションズ(略称:CTC)は2月28日、社員の自律や成長を促し、企業価値向上につなげるため、人事制度を改定すると発表した。新人事制度は2023年4月から運用する。
等級制度においては、2015年に導入した複線型人事制度にジョブ型の要素を取り入れ、スペシャリスト職の役割の大きさを定量化し等級を決定する仕組みを導入する。
スペシャリスト職への2段階以上の特進制度(飛び級)を新設し、経験年数によらずスキルに応じて活躍できる環境を整備する。
報酬制度においては、報酬面での安定感向上や人材採用面での強化につなげるため、月例給を最大で約30%引き上げる。年収は、制度改定前後で同水準となるよう賞与の水準を変更する。
大学卒の初任給は、従来の23万円から、29万5,500円へと引き上げる。