米ヒューレット・パッカード エンタープライズ(HPE)は2月23日(現地時間)、プライベートセルラーネットワーク技術プロバイダーのAthonetの買収を発表した。Athonはイタリアのヴィチェンツァに本社を置く。
HPEはAthonetの技術を組み入れることで、Arubaネットワーキング・ポートフォリオの一部として企業に直接プライベートネットワーキング機能を提供するとともに、通信サービスプロバイダー(CSP)が顧客向けにプライベート5Gネットワークを迅速に展開することを可能にするとしている。
Athonetの買収により、Arubaのコネクテッドエッジポートフォリオが強化され、完全に統合されたWi-Fiおよびプライベート5Gネットワークを実現する。
加えて、AthonetとAruba Centralとの統合により、ネットワーク管理者はWi-Fiとプライベート5Gの一括管理、AIによる支援、ワークフローの自動化が行えるようになり、堅牢なセキュリティを確保できるという。
HPEのedge-to-cloudプラットフォームであるHPE GreenLakeにより、Athonetプライベート5GオファリングのWi-Fiおよびプライベート5Gを設備投資ではなく、月額支払いのサブスクリプションとして利用することができる。