経営戦略としてグリーン戦略を追求する丸紅とグループ企業ドルビックスコンサルティングは2月27日、自社のノウハウを活用しGoogle Cloudで企業SXを支援するサービス「SX推進支援サービス」の提供を開始する。
多くの企業がサステナビリティ(持続可能)な社会への取り組みを進めているが、これらに対してIT技術をもって対応するのが、サステナビリティ・トランスフォーメーション(SX)。サービスは、サステナビリティ関連情報の収集とデータの一元管理及び可視化、企業の非財務情報や外部環境変化リスクなどの分析を行うプラットフォーム「SXデータステーション」と丸紅とドルビックスコンサルティングのSXへの知見とノウハウをもとにしたコンサルティングをパッケージで提供する。
「SXデータステーション」には、「Google Cloud」のエンタープライズ向けデータウェアハウス「BigQuery」を活用。Google Cloudでは、2030年までにすべてのデータセンターで24時間365日、カーボンフリーで稼働させることを目標に環境負荷低減に取り組みを開始している。丸紅は、中期経営戦略「GC2024」で地球環境に対するサステナブル事業「グリーン事業」と全事業での環境負荷低減などの「グリーン化推進」を掲げており、今回のサービス提供もその流れを組んでいる。