博報堂グループのスパイスボックスは2月27日、Web3.0のマーケティング活用を支援する「Web3.0トレンド調査パッケージ」の提供を開始することを発表した。同サービスでは、同社が強みとするSNS(Social Networking Service)でのエンゲージメントコミュニケーションの立案から実行までの企画経験を用いて、Web3.0を活用したマーケティング支援パッケージを提供する。
同社の定義によると、エンゲージメントコミュニケーションとは、SNSなどソーシャルメディアにおけるユーザーのコメントやシェア、いいね!などのエンゲージメントを活用して、企業と生活者をつなぐコミュニケーション施策を設計することを指す。
企業やブランドのメッセージをターゲットに届けやすくするために、SNSやソーシャルメディアのデータからターゲットが持つ興味や問題意識、トレンド、社会状況などを把握して施策に活用するのだという。
今回提供を開始する新サービスでも、エンゲージメントコミュニケーションのノウハウを生かして、Web3.0のマーケティング活用を支援するとしている。
同サービスでは、ベンチマークとなるNFT(Non-Fungible Token:非代替性トークン)プロジェクトのSNSのフォロワー数や投稿数、エンゲージメント数などのソーシャルリスニング調査から、その調査結果に基づいたプロモーション設計、NFT関連のメディアやインフルエンサーネットワークを活用したPR支援などを提供する。料金は150万円から。調査設計により変動するとのことだ。