TISインテックグループのTISは2月24日、取引先からFAXで受信する注文書や見積書・請求書などの帳票から、必要情報を基幹システムへ登録することで受発注作業をワンストップで支援する「FAX受発注業務DXサービス」を開始することを発表した。

  • 「FAX受発注業務DXサービス」の概要図

    「FAX受発注業務DXサービス」の概要図

同サービスは、1時間当たり数1000枚をFAX送受信可能なトランザクトの「TransFax」と、TISの「Paperoid」が提供する「帳票振り分けAIサービス」および「帳票読み取りAIサービス」を組み合わせたクラウドサービス。

FAXで受信した帳票をクラウド経由でダウンロードしたり、帳票画像を添付メールで受信したりでき、自社でのFAXシステム運用が不要となる。そのため、出社の必要が無くなるなど業務効率化が見込めるのだという。

FAX受信後の帳票は取引先や種類に応じて振り分け、さまざまなフォーマットに沿ってテキスト化や出力も可能だ。後続の基幹・会計システムにインポートするデータ加工までを自動化できるとしている。