渋谷区と東急不動産は2月24日、スタートアップ・エコシステムの形成推進を目的として、2月6日に連携協定を締結していたことを明らかにした。提携の第一弾として、渋谷の国際的なスタートアップコミュニティの形成に向けて、合弁会社「シブヤスタートアップス」を2月下旬に設立する予定だ。
両者はこれまで、官民一体で組成した「渋谷駅前エリアマネジメント」の活動や地域イベントへの参画、コンソーシアム「Shibuya Startup Deck」などでスタートアップ企業の支援に取り組んできた。
今回の連携により、「スタートアップ・エコシステム形成の拠点都市への成長に関すること」「居住施設・オフィス施設、実証実験の提案に関すること」「オープンイノベーション地域施策に関すること」「人材育成および人的交流に関すること」の4領域で取り組みを強化する。
なお、今回設立するシブヤスタートアップスは、渋谷区と東急不動産の他に、東急およびGMOインターネットグループらも出資する。