Ridgelinezは2月21日、アジャイルサービスの支援領域を拡充し、独自のフレームワークを用いたスケーリング支援を開始した。

同社はアジャイル組織の立ち上げ当初から全社展開を見据えた支援を行うため、日本企業に最適化した独自のアジャイル組織構築フレームワーク「Ridgelinez Agile Traverse Roadmap」を策定した。

同フレームワークを用いることで、早期に組織横断的な推進組織(CoE)を立ち上げ、DX(デジタルトランスフォーメーション)の達成度評価を繰り返し、アジャイル組織への迅速な変革を実現する。

同社は、アジャイル組織への変革は、現時点のDX/Agilityレベルに応じて、段階的に変革していくことが肝要と考えており、Ridgelinezのフレームワークは3つのフェーズで構成されている。

Trailheadフェーズでは、経営層や事業部門を含む関係者への導入教育と、アジャイルスクラムチームの選定、教育を行い、組織としてのアジャイル実践体制の立ち上げを支援する。

Try and Errorフェーズでは、全社展開のためのCoEを立ち上げ、アジャイルスクラムチームに伴走し、アジャイルの実践と改善を進める。

Scalingフェーズでは、複数のスクラムチームを有機的に連動させ、徐々に拡大することで、組織全体で俊敏性と柔軟性を兼ね備えた競争優位性のあるアジャイル組織構築を支援する。

  • アジャイル組織構築フレームワーク「Ridgelinez Agile Traverse Roadmap」